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ロービジョンの方へ
ロービジョン・ロービジョンケア
・ロービジョンとは
視機能の低下はあるが、視覚の利用が可能な状態を『ロービジョン』と一般に称されています。
・ロービジョンケアとは
視覚に障害があるため生活に何らかの支障を来している人に対する支援の総称です。
【拡大読書器】
拡大読書器は、カメラで読み取った映像をモニタに大きく表示する読書専門の機器です。
カメラの下に読みたい新聞や手紙などを置いてモニタ画面の映し出された文字を読みます。
文字を大きくするだけでなく白黒反転するほか、コントラストを強調した表示ができます。
据え置き型の他、置き場所をとらず持ち運びが容易な携帯型があります。
①画面上に直接拡大された文字が表示される。
②1台の拡大読書器で様々な大きさの読み物に対応できる。
③見る時の姿勢の自由度が高い。
④文字と背景の色の組み合わせを変えることができる。
● ①と③の特徴から、拡大鏡(ルーペ)と比較して使いやすく疲れにくいといえます。
●2倍前後から50倍以上まで倍率を拡大できる機種があり、ルーペのように読む物によって倍率の異なるものを用意する必要がありません。
●④の機能により、眩しさを持つ人に対して読みやすい画面を提供することができます。
●最近は白黒反転だけではなく、白文字の部分を黄色等にすることでより眩しさを抑えることができ ます。
●①の特徴から、画面上にピントを合わせる必要がありますので、老眼の人が眼精疲労を起こさないためには、老眼の状態に合わせた眼鏡の使用が必要になります。